【前回記事を読む】仲間内でも口に出せない、アル中の“最期”──ほんの数日、姿を見せない間に「死んだ」らしい。腐乱死体で発見されることもあって…私は方向感覚を失い、見当識(けんとうしき)を失い、自分の感覚を失った廃人として、亡霊のように仲間のあとに付いて行くばかりだった。通り縋(すが)りの道端に死んだように横たわるホームレスを見る度(たび)に、自分が彼らと同じであることを思った。私は自分がもはや人…
[連載]荒野の果て
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エッセイ『荒野の果て』【第9回】田中 敏之
酒で記憶を失い、他人の車に激突。店を潰し、風雪の山で救助された男が1日3回続けた告白とは
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エッセイ『荒野の果て』【第8回】田中 敏之
仲間内でも口に出せない、アル中の“最期”──ほんの数日、姿を見せない間に「死んだ」らしい。腐乱死体で発見されることもあって…
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エッセイ『荒野の果て』【第7回】田中 敏之
病院の地下室で、サルのようになって死んでいく…収容された施設で出会ったのは、脳委縮に苦しむ患者だった。
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エッセイ『荒野の果て』【第6回】田中 敏之
【鳥取・倉吉】地名についた「クラ」の意味——「神楽(かぐら)」・「鞍馬(くらま)」と読むように、神の魂が関係していて…
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エッセイ『荒野の果て』【第5回】田中 敏之
道ですれ違っても無反応になった友達は家にこもりきりに…ある日戸が開け放たれ、葬式出入りが始まって、死んだことがわかった。
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エッセイ『荒野の果て』【第4回】田中 敏之
彼は私の差し出した瓶の酒をラッパ飲みすると、虚ろな顔で湯の中に滑り込み、沈んだまま浮かんでこなかった…
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エッセイ『荒野の果て』【第3回】田中 敏之
親不孝のかぎりを尽くし母を泣かせた私。自分の死を予感するようになり母の骨を手に入れようと姉に頼むと…
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エッセイ『荒野の果て』【第2回】田中 敏之
母を拒絶し厄介払いにして、酒を飲む日々。母のことごとを、ほとんど無感覚に受け流していった。そして母は肺炎を患い...
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エッセイ『荒野の果て』【新連載】田中 敏之
小春日和の下、山際の小道を駆け上がりはじけるような声をあげて笑う母――しかし、それが私の覚えている母の最後の笑顔となった