【前回の記事を読む】犬小屋まわりの掃除中、しっかり繋いだはずの鎖が外れた。…愛犬は解放されたように外へ飛び出し、何日たっても戻らずそのまま…娘たちも散歩道を中心に捜してくれた。「父さん、アイアンの似顔絵を貼って捜そうよ」絵を描くことの好きな次女は、スケッチブックにアイアンをたどりながら写真とにらめっこだ。「でもどこへ貼るのよ」ボランティアで活動している長女はそういう事情に詳しい。「父さん、町内会…
[連載]七つのショートしょーと
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小説『七つのショートしょーと』【第6回】なつ野 一五
行方不明になった愛犬を諦めかけていたその時、「とある夫婦がよく似た犬を飼っている」噂が…トラブル覚悟で突撃訪問すると…
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小説『七つのショートしょーと』【第5回】なつ野 一五
犬小屋まわりの掃除中、しっかり繋いだはずの鎖が外れた。…愛犬は解放されたように外へ飛び出し、何日たっても戻らずそのまま…
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小説『七つのショートしょーと』【第4回】なつ野 一五
妻の形見の猫。しょっちゅうエサやりを忘れていると、風呂場の溜まり水を飲むようになり…
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小説『七つのショートしょーと』【第3回】なつ野 一五
「私物を整理したい…」妻が初めて吐いた弱音。一泊だけ許され、一緒に身体を洗った。骨と皮のような身体に何度も頬ずりし…
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小説『七つのショートしょーと』【第2回】なつ野 一五
「この頃食事を作る気がしないわ。だって食べたくないもの」次衛門氏の妻は健康な人だったがある日を境にだんだん弱っていき……
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小説『七つのショートしょーと』【新連載】なつ野 一五
緑川次衛門氏は妻を失った喪失感と向き合いながら、日々の自然と家族の記憶に支えられて生きている