【前回記事を読む】南アフリカの砂漠には、年に一度雨が降り鮮やかな花園が出現する所がある。全て黄と赤の色彩に覆われた世界だ。遂に、天馬は二人の居る丘の上に降り立った。其れを目の前で見る義継は、更に心が魅了され囚われ続けた。白い天馬は余りに美し過ぎ優雅だった。「此れに乗ろう」そう言った天がまず前の方に乗り、義継は其の後ろに乗った。二人を乗せた天馬はゆったりと羽撃き、そして地面を離れた。更に、天馬は上…
[連載]天界の者達
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小説『天界の者達』【第6回】安田 員壽
天主のゼウス・妃のヘラと対面——「実は、かつて“地上の人間”で国を治める王だった」
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小説『天界の者達』【第5回】安田 員壽
南アフリカの砂漠には、年に一度雨が降り鮮やかな花園が出現する所がある。全て黄と赤の色彩に覆われた世界だ。
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小説『天界の者達』【第4回】安田 員壽
「其の人間の姿は、現実の世界とは余りに違う…」不思議な出会いに導かれた祖父が目にした世界とは――
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小説『天界の者達』【第3回】安田 員壽
「宗教による食の制限には、反対だ」場所によっては肉しかない。肉を、食わねばどう生きれば良いのか?
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小説『天界の者達』【第2回】安田 員壽
着物を着た女将さんは祖父の知人だろうか 料理を待っていると、何か思い出したかのように女将が祖父の側に来て...
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小説『天界の者達』【新連載】安田 員壽
「運と良いシーンを逃さない事かな」――プロカメラマンの祖父と大学生の孫。二人は写真を撮りに朝の静かな神宮に来ていた