【前回の記事を読む】3週間前、自宅で夜を楽しんでいたところ、突然吐血…医者の診断は末期胃がん。緊急切除をしたものの、愛娘は数日違いで……一九八七年の冬だっただろうか、その日は手がかじかむほど東京も寒い日でした。槐は、新人ワーカーのイチイさんと、日本画家である高齢の女性宅を訪問しました。垣根が続き、格子戸をくぐり、和風の平屋住宅は和装の女性を多く描く画家の住処でした。ヘルパーさんを派遣してほしいと…
[連載]涌き立つこころありて
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第9回】玻璃 槐
穏やかに暮らしていた夫が、肘の骨折で入院…見舞いに行くと、両手にミトンをはめられ、胴体と足はベルトで拘束されていて…
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第8回】玻璃 槐
3週間前、自宅で夜を楽しんでいたところ、突然吐血…医者の診断は末期胃がん。緊急切除をしたものの、愛娘は数日違いで……
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第7回】玻璃 槐
6畳の部屋に、牛乳の空きパックがぎっしりと積み上げられていた。「全部飲まれたのですか?」と住人に聞くと…
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第6回】玻璃 槐
「もう会いたくない」息子に言われた言葉――離婚した妻と子に会いに行くと、教えられた住所には住んでおらず…
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第5回】玻璃 槐
「久しぶりにお会いし懐かしいです」と挨拶したが彼女は「誰か分からない、ごめんなさい」思いもよらぬ事態に動揺を隠せず…
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第4回】玻璃 槐
初めてのデートで映画『007』を観る。彼女の青春のひとときには、憧れと別れ、人とのつながりの温もりが静かに流れていた。
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第3回】玻璃 槐
薄桃色の肌と青く透き通るうつろな目をした裸婦の絵--オウムや猿、バラやユリが描きこまれ…
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第2回】玻璃 槐
槐は死者を送るというとても大切な場に立ち会い、社会人の役割を果たせたようで誇らしく思った。そして一人前になったと思った
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エッセイ『涌き立つこころありて』【新連載】玻璃 槐
今できること、それはエッセイを書くこと――80歳を迎える槐に刻まれた戦争の記憶。現在の世界情勢を見て、彼女は何を思うのか