『一厘の仕組み』とは
ある日不思議な夢を見ました、夢の中で。
私「国常立さま、そろそろ、例の件、掘り下げてみて、よろしいでしょうか?」
国常立さま「鬼に聞いてみたらどうだ!」
私「鬼さま、(王仁三郎さんのこと)」
王仁さま「バカモン~~~鬼はキライじゃ王仁と呼びなさい」
私「わにさま、例の件、そろそろ掘り下げても、よろしいでしょうか?」
王仁さま「神秘を解いてみよ、神秘という字は、神は必ず示すと書くであろう、神秘の扉を開いてみるがよい」
最後にこれが『一厘の仕組み』といわれるのです。
『一厘の仕組み』とは、例えばオセロゲームで、白と黒のコマを並べていき、黒いコマがほとんどになり、もう負けてしまうという時に置いた白色コマから、次々と白色に変化していき黒色一辺倒から白色に変わる様子。
又は、今まで黒く塗りつぶされ隠されていた事柄が、たった一つの出来事から、元の白い紙に書かれていた文字が見えるようになっていく様。
あるいは、九分九厘染まってしまった世の中を、一厘から塗り変えていく仕組みです。
第一章 天乃御中主
一 鸕鷀草葺不合尊
古来、日本には不思議な、昔話がたくさんあります。
七夕の日の織姫と彦星が年に一度だけ会える話、
謎のカゴメ歌を歌って子供たちが遊ぶ「後ろの正面」の歌、
なぜか月に帰ってしまう、かぐや姫の竹取物語の話、
竜宮城で乙姫さまに会い玉手箱を開けるとお爺さんになってしまう浦島太郎の話、
犬を連れて、土を掘るとお宝が出てくる花咲爺さんの話、
小人のような一寸法師の話、
桃太郎が鬼退治をした鬼が島の話、
身の潔白を証明するため、富士山に身を投げて死んでしまう木の花咲夜姫の話。
このように昔話がすべて、本当にあった話だとしたら、
皆さんは、どう思われるでしょう?
もし、昔話に真実があるのなら、
ぜひとも知りたいと思われるでしょうか。
この先のお話を読み進めていただくと驚くような真実に出会えることになります。