電話会議中、システム部から何がどうなったのか説明を受けてもさっぱりわかりません。質問をしても意味不明な回答しか出てこないのです。
説明している人が悪いのか、理解できない自分がバカなのかよくわかりませんが、障害の内容は毎回異なるので理解が追いつくことはなく今に至ります。「原因なんてどーでもいいよ。興味ねーし」「今後の対応方針? 好きにして」「再発防止? どうせまた起きるでしょ」こういう心境になります。
さすがに現場(ビジネス)への影響は抑えなければいけないポイントですので何度も確認しますが、その他六点はどうでもよく見えてきます。本当はシステム部の説明を鵜呑みにせず、「本当にその対応で大丈夫かよ」とかツッコミを入れないといけないのですが、その実力はありません。私に十年以上この対応を求める銀行、適材適所って言葉、知らないと思います。
IBMにライセンス料を支払い、現行の事務フローを描くことができるシステムを導入していました。このシステムを使うことで事務プロセスの効率化、合理化を目指すのです。
三タイプのライセンスがあり年間に支払う料金がそれぞれ異なっていました。最初聞いた時、「はあ? フロー図書くのになんで金払ってるの? エクセルで十分じゃん」思ったものです。今でも気持ちに変化はありません。
このシステムを海外の支店にも展開しようということになり、アメリカの支店に打診してみると、「あれ? 何で日本だとそんなに高いの? 三ライセンス共全部こっちより高いよ」と指摘されました。米州の料金体系を取り寄せて確認すると、為替レートの動きを踏まえても、どう考えても日本のライセンス料は高いのです。