しかし、後に、A・Cさんは、「大本さんから、(自身が)プライベート出産をしようとする人とこうやって関わっていたことや、遠方の自宅出産を引き受けていたことが助産師会で問題にされ、プライベート出産の相談に応じるのをやめ、また自宅出産を扱う範囲も縮小したと聞いてます」と話していました。

確かに、日本助産師会は開業助産師に向けた警告文「警告!! 生まれてから助産師を呼ぶ無介助分娩に巻き込まれないようにして下さい!!」を示し、プライベート出産をしようとしている妊婦と関わることへの注意を呼びかけています。

そして、第2子、第3子もプライベート出産を行ったA・Cさんは、第3子の出産は、陣痛が始まってからも上の子どもたちに本の読み聞かせをするとか、とげが刺さったので抜いてほしいと要求され応じるなど、余裕のある出産となっています。

「本読みながらとか、とげ抜きながらでも、そうやって迎えられる陣痛でありお産っていうのが暮らしの中にあって、私、本当にこれがしたいと思ってた」

施設に入院して出産すると、入院中、上の子どもは母親が不在となり普段とは違う生活を強いられます。それに対して、プライベート出産は自身にとっても子どもたちにとっても日常生活の一コマでした。A・Cさんは、もともとこういった暮らしの中にある出産を望んでいた自分を発見し、それが実現したことが大きな喜びとなっていました。