さて ここまでのシーンを写真付きでFacebookに投稿した

そして質問した

―【質問】 皆さま この質問に3秒でお答えください

あなたはこんな未知の洞穴を前にしたらどう対応しますか

1、真っ先にとびこむ

2、慎重に考えてやめておく

3、となりの人の顔色を伺って皆が行ったらその後についていく

4、最後まで傍観者でいる

―その結果 多くの友達 とくに女性の友達から

勇敢な(無謀な?)1、の回答が多数集まったのは意外であった

【コメント(1)】やっぱり覗いてみたい 好奇心には勝てません!

【コメント(2)】私はきっと奇声をあげて 最初に突進していく方!

しっかし さんぞうさんは 悪~いおじさんですね(笑)

【私の返信】さすが 二人とも素晴らしい!

もし 世界の「未知」を前にして危険だからといって尻込みしたり 

となりの人の顔色を気にしていたり 先生がイケナイとおっしゃったからとかいって 

見て見ぬふりしようとする「いい子」や「若年寄」ばかりになったら 

人類の未来はどうなる!(笑)

たとえそれが「目立ちたがり」の暴挙であったとしても あなたのようなヒトが

ときに人を動かす 闇を払い 時代を引っ張り 文明をブレークスルーする引き金になる

(多くの場合は 大失敗して教訓の材料にされるわけですが 笑)

あのね 

子どもが人間として成長する場には

二つの相反するロールモデルが必要なのだろうと思います

規律や良識を教える側があるなら その対極として発想や行動の自由奔放を

尊重する側の教えの存在が可欠である そういうマジメと不マジメ 常識と反常識を代表するような相反するロールモデルがあって そのどっちを選ぶか選択肢を手渡されるときにこ

そ 自律的な判断力が子どもの個のなかに動き出す

単純で矛盾のない指示を反復すればいいというものじゃないだろう(ペットのしつけじゃないんだから)それだけでは「洗脳」されることはあっても人間の「成熟」を促すことはできない 私ですか? もちろん子どもにとって まちがいなく不マジメ 反常識な方

悪いおじさん型のロールモデルですがね アハハハ

子どもはね ここで体験したことのない未知を目の前に

危険だから行くなという声と危険だからこそ乗り越えて行け

という相反する声を聴いて身もだえするわけね しかし子どもはやがては気づくのです

二つのロールモデルが違う言い方で一つのことを言ってるんだ

「成長せよ!」とね…

この暗い「穴」を探検すべきかやめておくか 

その問いに引き裂かれながら 一人の人間として自分自身の選択を迫られる 

ここが人間的成長の水際なのです

【コメント(3)】よくわかる!

でもそっち側の先生はいま生き残っていけないんじゃないでしょうか

ハハハ残念ながらおっしゃる通りです 

この洞穴体験学習はこれより先 他のメンバーに引き継ぐのは無理のようです 

「悪いおじさん」は一代限りになるかも知れません しかし 子ども大人の区別なく

未知の洞穴探検設問の意義がなくなることもないはずです

さて あなたは

未知の洞穴を前にして 

どんな対応をしますか? 1 2 3秒で決めてください