冬づきし空は冴えつつ落葉せる 林の奥の遠き山脈やまなみ

ポプラの木の梢はとみにきゆきて いよいよ細し空のま近さ

小春日の海凪ぎわたり朝なさな 庭の小草は霜に衰ろふ