俳句・短歌 句集 2021.08.25 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第25回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 樋継いで草むらとほす秋の水 境内に何焚くけむり秋桜 木守柿とて天辺をみな残す
小説 『差出人は知れず』 【第8回】 黒瀬 裕貴 免許返納を拒んだ老人がブレーキを踏み間違え、車は妻に突っ込んでいった…事故後、夫は「加害者家族を妻と同じ目に遭わせたい」 【前回記事を読む】「母さん。死んじゃ駄目だ。俺、まだなんにも親孝行出来てないんだよ。」中学生の男の子は嗚咽しながらも話しかけることをやめない「俺たちが何をしたっていうんだろうな」亡霊のように佇む東は両の拳を強く握る。爪が皮膚を食い破り、血が滴るのではないかと思うほど強く。「こんな……こんな目に遭わなければならないことを涼子がしたっていうのか。生きていれば無意識に人を傷つけることだってあるだろう。…
小説 『あら、50歳独身いいかも![2025年話題作ピックアップ]』 【第20回】 武 きき 27年間務めた会社を退職し、会社を出ると夫が待っていた。「終わるころかなと思って。お疲れ様会しようね」私は嬉しくて… 【前回の記事を読む】「くっつきすぎじゃないかしら」「いいんだよ。愛しているから」彼と踊るチークダンスは体の密着度が高く、気持ちよかった私はおばあさんを抱いて落ち着くのを待っていた。コンビニの店員さんに、「椅子を貸してください」と頼んで、おばあさんを座らせた。少し落ち着いた。涼真さん、警察に色々話を聞かれている。この男、通り魔でその前に四人襲っていた。おばあさんで五人目だったらしい。それを聞いたら…