中国では新東方(シンドンファン)という語学学校が各地にあって、多くの学生が通っているそうです。その新東方の学習に対するキャッチフレーズは、「英語を極めることで年収が2倍変わる」。

言い換えれば、語学が社会での成功の秘訣だと強調しています。新東方だけでなく、他にも有名な語学学校が大都市を中心に中国各地に林立していて、激しい競争が展開されているようです。

一方、韓国では大企業に入ろうと思ったら英語は必須でプラス日本語や中国語などの第二外国語も求められるケースが多く、大学入試のみならず企業の入社試験での競争率の高さと過酷さは日本の比ではありません。

特に財閥系企業の採用試験は競争率が100倍を超えると言われており、サムスン電子に至っては、2013年に応募者の倍率が700倍に達したとも報じられました。

これらの事例は、両国の古くから続いてきた科挙による影響の名残でもあるのですが、欧米などの先進国と比べて生活水準に差があることから出てくる現象でもあると言えます。

日本だけでなくどこの国においても外国語、特に英語をマスターすると多くの面でアドバンテージを得ることが可能になります。

以下に、9つの点を挙げてみました。

1.進学の選択肢が広がる

2.就職の選択肢が広がる

3.実務で使える

4.交流や友人の幅が広がる

5.国内外問わず将来のビジネス展開の助けになる

6.海外からいろんな情報を得ることがより簡単になる

7.余暇のバラエティを広げることができる

8.国際結婚を含め結婚相手の幅が広がる

9.身を守る手段になる