匍伏してまた立ち上がる野焼の火

 

下校児の傘がくるくる牡丹雪

 

つじかぜの素通りしたる葱坊主

※本記事は、2021年1月刊行の書籍『句集 八ヶ岳南麓』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。