少年の 犯せし罪は 悲惨なり インタビューに 何をか答えん
茂吉の銘に 親しきはと有り 我ら三名 親しく飲みて 朝明けとなる
戸袋の 中に潜まり 鳴く雛は 昔むかしの 我の如きか
50年近く弁護士として活動した著者の急がず、惑わず、実直に生きた78年間の人生が詰まった短編集。
先行きの見えない不況や震災などで何かと暗い話題が多く、希望や生きる活力が見いだしにくい世の中にあって、生きることの素晴らしさ、日々の美しさをもう一度気付かせてくれる短歌集を連載でお届けします。
少年の 犯せし罪は 悲惨なり インタビューに 何をか答えん
茂吉の銘に 親しきはと有り 我ら三名 親しく飲みて 朝明けとなる
戸袋の 中に潜まり 鳴く雛は 昔むかしの 我の如きか