一週間というひと区切りがあることは、ありがたいことだ。人が活動するために、ちょうど良い長さの単位だ。始まって終わって、始まって終わって、の一週間の繰り返し。
「終わり良ければすべて良し」。これを実現するために、月曜日を始める。始まりは、どんな状態でも大丈夫。
寝不足でも、体調が本調子でなくても、良き終わりを目指して進んでいけばいいのだ。月曜日を迎えるのも気分次第。月曜日を温かく迎え入れ、憂鬱にならずに、楽しい週末を迎えられるよう祈りつつ、とりあえず五日間生活すればよい。
一週間ごとに生まれ変わった気持ちで、週を重ねれば、良きときは流れていくだろう。学校や職場に属していない人でも、リズムを作ることは大切である。
「呼吸を正しくすれば、よく生きる」のと同じだ。家にいても普通の人は日課があるだろう。
それに合わせて、賃金労働でなくとも週単位で仕事を考え、週単位で始めと終わりのスケジュールを立てる。
そして、その始まりがあることを改めて感謝するのが、月曜日を好きになる秘訣だ。