俳句・短歌 句集 2021.04.14 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第6回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 降る雨の紫陽花あじさい浸すほどならず 大仰おおぎょうな風鈴売に道譲る 落款らっかんのごとく並べて余り苗
小説 『天命愛憐[注目連載ピックアップ]』 【新連載】 せと つづみ 「慰謝料は、会社が提示した額の倍は要求した方がいい。」落雷事故にあって入院している最中に話しかけてきた男は… 空は鈍(にび)色の厚い雲に覆われていたが、わたしはその向こうに広がっているはずの、青く澄んだ空を思い浮かべていた。病院に入院してから二日が過ぎ、全身の痛みがかなり引いて、普通に歩けるようになったので、わたしは外に出てみることにした。一階の待合室を通るとき、隣国フルグナとまた戦争になるのではないか、と話している男の人たちの声が聞こえた。「政治体制や思想が全然ちがうんだから、どうにもならないよ……」…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第135回】 松村 勝正 年の近い男女がお風呂場で入浴介助!? 「姉弟みたいな関係で、異性を感じたことはない」と言われたが、子供じゃないんだから… 【前回の記事を読む】主人とのことを話すと、「ご主人との間に隙間があるよね。その隙間の一部は、家政婦さんが埋めているということよ」と言われ…三人の間に清々しい時間が流れ、久しぶりに再会した嬉しさも相まって、今日、会った時より幾分顔が上気しているように見えた。美代子が「さっきフィットネスの話をしたでしょう。来週申し込みしてみるわ。最近体を動かしてないから、初めはエアロビクスの初級から始めて、花帆が言…