俳句・短歌 短歌 自由律 2020.12.12 句集「曼珠沙華」より三句 句集 曼珠沙華 【第20回】 中津 篤明 「冬花火 亡び 行くもの 美しく」 儚く妖しくきらめく生と死、その刹那を自由律で詠う。 みずみずしさと退廃をあわせ持つ、自由律で生み出される188句。 86歳の著者が人生の集大成として編んだ渾身の俳句集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 少女らの 翅 すきとおる 夏野かな 鬱鬱 の 末摘花や 半夏生 八頭身 故に わかさぎ 死にやすし
エッセイ 『それでもこの仕事が好き』 【第4回】 氷上 龍 デイサービスに通う女性の顔に青あざ。息子の嫁は「部屋で転んだだけ」と言うが、息子によく怒鳴られていると噂が… 【前回記事を読む】デイサービスの先生は利用者相手に将棋で勝つことをやめなかった。「認知症相手に、酷い男」その利用者は来なくなってしまい…上田は、デイサービスにやってきた中村さんの目の周りに、大きなクマができ、内出血している事に気づきました。中村さんは90歳を超えたばかりの女性です。「服部さん、中村さんの目の周りにクマができているの、病院へ連れていこうか」「そうね、家族にも病院に受診するよう伝えて…
小説 『異世界縄文タイムトラベル[注目連載ピックアップ]』 【第8回】 水之 夢端 まさか一晩で浅間山の形が変わるなんてこと、あるわけない。それが正しければ――「大変だ!」盛江が血相を変えて走ってきて… 【前回の記事を読む】俺たちはいま、原始時代にいる――突拍子が無いことを言い出した早坂に周囲は騒ぎ始める…が、早坂は真剣な目をしていて…一方早坂は、難しい顔をして変形した浅間山を見つめていた。彼の隣には男子大学生・沼田稔(ぬまたみのる)がいる。早坂は双眼鏡で山を覗き、時折沼田に渡して山を見せた。二人は仲良しでしょっちゅう一緒にいる。同じ大学の学生である。早坂はエリートの上に容姿がよく、物腰にも垢抜…