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脱宗教の傾向が強くなっている今、グローバルな若者たちはこう言っている。「私は宗教的ではない。私はスピリチュアル的だ」韓国の大衆心理学ではスピリチュアルを良心と呼んでいる。韓国人にとってスピリチュアルとは、誰でもいつでも心に備わっている親しみやすい心である。

「ススロ(自ら)」は「人は天なり(人乃天)」と繋がっている。ススロとは、天上天下で唯一の主体者である。生命体一つ一つがすべてススロであり、人生の主人公である。

自分という生命体の種(DNA)は、何十万年、何百万年前からススロによって伝えられ、私の子どもや未来の子孫にまで受け継がれる死なない生命のシステムである。

地球と宇宙は、数万年、休むことなくススロで自転と公転をしている。原子の中の電子も、数万年、ススロでスピンし回転している。

宇宙のすべてはススロ的なエネルギーである。エネルギーから時間が生まれ、生命が現れる。「無為自然(わざと造られてない自然)」、ただススロのみであり、他の(神の)作為は存在しない。

いったい「世の中」とは何か。その世の中で私は誰なのか。その世の中であなたは誰なのか。

「ススロ」である。

世の中もススロ、私もススロ、あなたもススロである。

真理は簡潔だ。複雑であればそれは真理ではない。真理は隠れておらず、すでに現

れている現実であり、現象である。この本は冗長ではない。簡潔である。

第1章 東アジアの総体的な自然主義の目で見る西洋の精神思想の誤り

1.はじめに

世界は変わるのか、変わらないのか。この問いへの答え方によって、哲学的な思考体系は異なって決まることもある。仏教の観念論で、実体論の設定がそうである。

「永遠に変わらないことが実体である。世のすべてのものは互いに繋がり(縁起)、常に変わるので(無常)実体ではない。ゆえに、一切が空である(空)」

西洋哲学も、永遠に変わらず、誰にも依存せず、自ら存在する形而上的存在をイデア(真理、実体、神)と設定した。

インド観念論と西洋の分析的・論理的哲学では、永遠に変わらない実体(真理)の世界を形而上的仮説として別に設定し、人間の感覚で認識する現実は偽物として無視したことで、2300年にわたる歪(ゆが)んだ思考の歴史が始まった。

「真理は永遠に変わるべきではない」という仮説は、数万年、実在したことのない、決して確認できない虚構である。宇宙自然は数万年、変わることなく変わり続けている。

「変化」と「不変」が二重性であり、同時性である。

次回更新は10月28日(水)、20時の予定です。

 

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