★友達に救われる

年齢は違いますが、仲良くしているママ友が何人かいます。

久しぶりにママ友3人でお茶をした時、私は勇気を出して娘のことを話しました。

「また家族の時みたいに責められるのかな~」

そんなことも考えながら話をしていると2人はポロポロと涙を流しながら聞いています。

その2人を見ると堪えていた感情が溢れ、私まで涙がこぼれ落ちました。

私の心も気が付かないうちに限界に来ていたんだなぁ…。

それから私は、事あるごとに友達に話を聞いてもらい心のバランスを保つことが出来ました。

また、相談出来る友達も増え私自身、辛さやしんどさを溜め込むことが少なくなりました。

本当に感謝しています。ありがとう。

娘は一度全てを終わらせようとした時があります。

朝、娘の部屋のドアノブに輪っかの状態でぶら下がったベルトが引っ掛けてありました。

この光景を見た時、一瞬ハテナ? でしたが想像して全身が震えました。

当時は恐ろしくて聞けなかったのですが、後に娘は人生を終わらせる為、「首を吊ろうとした」と話しました。でも、勇気がなく出来なかったと。

その後も夜中に安定剤を大量に飲んでいたこともあり、それ以降は薬から手を引かせました。

不安のあまり毎晩、夜中に何度も目が覚め、その度に娘の生存を確認する日々。

娘の部屋のドアを開ける

スマホを眺めている娘

『早く寝なさいよ~』と声をかける

『へ~い』と素っ気ない返事

ドアを閉める

「生きてる。良かった」

安堵して少し眠りにつく

★2020年中学卒業式

ほとんど学校へ行けないまま迎えた卒業式。ギリギリまで式に参加出来るか分からないでいましたが、 『最後だから』 ということで頑張って参加しました。すっかり人が変わってしまった様な表情の娘をお友達は優しく迎え入れてくれました。

ただ、娘自身は変わってしまった自分を受け入れられず、友達との距離感すら見失っていました。

式は無事に終わり、教室でクラスメイト、先生と過ごす最後の時間。

周りの子達はキラキラの笑顔でお友達とスマホで写真を撮ったりしている中、娘はその空間に馴染めず早く帰りたそうにしていました。

仲良しのお友達が『一緒に写真撮ろう』と周りに集まってきてくれて、ようやく少し記念写真を撮りました。しかし、 『もう限界』 と娘が言ったので長居をせずそそくさと帰宅。

それでも、参加できて良かったと思う呑気な母でした。

★束の間の休日

春休みに入り、とりあえず学校へ行くという縛りからは一旦解放。

新しいスタートを迎えるにあたり、物販と学生服の採寸のため高校へ行きました。

知らない生徒が沢山ごった返す中、娘は次第に不機嫌でイライラしていきます。

この頃は、人の目を凄く気にするようになっており、目を合わすのも怖く終始俯き加減。

『私はここに居てはダメな存在』『みんな可愛いけど私は生きる価値なし』

そんな言葉をよく口にしていました。なので、大勢の同学年の子達の中にいることがストレスでしかなかったのだと思います。

入学する前に出来ることをしておこうと、高校に連絡して娘のことを相談しました。

リストカットのこと、精神的に不安定なこと、男性に恐怖心があるので可能なら女性の先生をお願いしたい。

そんな無茶ぶりにもかかわらず、高校側は『出来る限りの対応をします』と言ってくださいました。高校生活に少し光が差した感覚がありました。

 

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