星はスターです。希望の星という明るい言い方もあります。一般的には明るい未来を想像します。

しかし、一方で「ホシ」という警察の隠語(いんご)を聞いたことがある人も多いと思います。

調べてみると「ホシ」は犯人の「目星をつける」から来ているようです。

星とは違っていました。少し安心もしました。やはり、星は昼間には見えませんが控えめにポジティブな気持ちを私たちにそっと与えてくれます。

空の星には簡単に手が届きません。簡単に希望の星にもなれません。けれどもみんないつかは星になります。

この本を手に取って頂いた方々の中に、少し生きづらさを感じていたり、独りぼっちを感じたり、生きている価値があるのかな、と思っている方がいたら、そのあなたの参考になれば幸せです。きっと見えないものが見えてきます。

それはきっとあなたにとって希望の星です。私自身これまでの人生を自己回想的に振り返るとある“思い”が浮かんできました。

それは特別なものではなくただ単純に自分は世間一般の通例にはあてはまりにくく、少しだけ例外的、あるいは個性的だったのかな、という“思い”です。

その“思い”をもっと深く考えてみたい、書き留めておきたいと思った結果、本書が生まれました。

わたしって?と考え続けた結果、タイトル「見えないものが見えるとき」とサブタイトル「わたしって?」が浮かびました。

そして、見えた私あるいは私たちは、生まれながらにして「唯一」で「無二」の存在、といういわばごく普通の結論にたどり着きました。

ただし、「唯一」で「無二」の存在になるためには、人それぞれの人生に対する挑戦があり、その結果として自己満足的な「唯一」で「無二」の意識にたどり着くのではないか、と思います。

何もしないで受動的になっていては「唯一」でもなく「無二」でもない唯(ただ)の人になってしまいます。

例外、個性、人を通して「唯一」で「無二」の存在について考えてみたいと思います。