「うーん、そうかもな。オレも店を出そうと思い立ったころのイメージと、だいぶちがう方向にいってる気がする」

「そうでしょう? 本当は、かわいそうな猫を助けることが私たちの夢だったわよね。猫カフェをはじめて、里親をさがして、殺処分ゼロをめざすはずだったわ」

「そうだ。ところが今オレたちは、猫の見世物ショーをやっているからなぁ」

「猫たちの引き取りを断ったり、里親募集をやめたり。それで、パフォーマンスだけやって、オハナやゲンキたちに、ずいぶん負担をかけてたのよね。金もうけ主義に走ってたのかもしれない」

「オレたちがやってきたことは、ひょっとして動物虐待なんじゃないか?」

これまで胸の奥にためていた、まよいの言葉が自然に出た。

 

 

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2人の進むべき道が決まった「猫カフェ、やめましょうよ」

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