例えば、睡眠時間の摂取については、3時間の睡眠で必要とされる8時間と同等の脳の疲労回復が果たせる機能を持った睡眠装置の発明で可能と仮定します。

実際、この睡眠装置は、2009年に米国ウィスコンシン─マディソン大学のGiulio Tononi教授らによって開発され商品化されています。

経頭蓋磁気刺激「Transcranial Magnetic Stimulation=TMS」を脳に送る装置で、これを頭にストラップでつないで人体に無害な磁気波動を送るとレム睡眠の静かな脳波に切り替わり、数時間で8時間寝たときと同等の脳の回復が図れるといわれています。

次に食事時間については、1日3食で費やす時間の合計が平均3時間程度で、未来でも食を楽しむといった感性を大事にする習慣があれば、現在の時間とあまり変わらないのではないかと考えられます。

よって残り24-9=15時間が1日の自由時間となります。少なくとも、労働時間で5時間+睡眠時間で5時間=10時間以上/1日当たりの自由時間が現在よりも増えた計算になります。

そしてこの量の効率化の追求によってもたらされた自由時間の過ごし方や、旅客機に搭乗すれば約1時間で到着する東京・大阪間も空港まで行かなくてはならないし、また空港では待たなければならないといった付帯する無駄な時間に対するさらなる量の効率化を図るためにも、これからは質の効率化が効率化の新たなメインテーマとなるのです。