【前回の記事を読む】妻がパーキンソン病になった…後期になると、体を真っ直ぐに保つことが難しくなり、後ろに倒れることが多くなったので…

第1部 発症してからの日々

第2章 医療と介護の始まり

⑤介護施設

1.デイサービス

終日自宅だけの生活では単調になりがちになるので、多くの人に会うことができ、生活のリズムに多少変化があった方が良いのではないかというケアマネージャーの勧めもあり、デイサービスを利用することを考えました。

加えて、日常生活では、日々の食料品、日用品の購入や役所、金融機関等への私の外出は必ず必要で省くことができません。事案によっては他の人に頼むことのできるものもありますが、多くは自ら出向く必要があります。

生協での配達付きの物品の購入は、妻の時代から長年利用していますが、生鮮食料品の購入や、地場野菜の購入等をしたくなる(しなければならない)時には、自分の目で確かめることが重要で、長時間ではなくても私の外出が必要になります。

そのような時のためと、介護する私の息抜きのためにデイサービスを利用することを妻に提案したところ、賛成してくれてデイサービスの利用が始まりました。

利用頻度は体調との関係もあり、多少の変動はありましたが、介護期間全体で集計したところ、介護施設の利用により11%ほど、私が介護から解放される時間が確保できていたようでした。

デイサービスを利用するに当たっては、いくつかの施設を見学しましたが、妻は説明してくれた方の雰囲気、掃除の行き届いたきれいさ、建物の中の伝わってくる雰囲気、匂い等で、“ここが良い”と決めたようです。いずれの施設もケアマネージャーの紹介によるもので、結果的に雪見野ケアセンター(YCC)に大変長い間お世話になりました。

2.ショートステイ

私はある時期コンサルタントの仕事で全国に出張する仕事をしていました。長期ではなく、長くても数日の出張なのですが、その時は家を空けることになり、短期間宿泊できるショートステイ施設を利用させてもらいました。

ショートステイ施設利用の場合もケアマネージャーの紹介で、三施設を利用しましたが、いずれの施設でも個室で管理者の方の目の届きやすい部屋を確保していただき、家人としての不安はありませんでした。