第1章 「丙午(ひのえうま)」とは何か

丙午(ひのえうま)とは

お正月が近付くと、翌年の干支(えと)が話題になります。干支にちなんだイラストが広告や新聞に掲載され、神社やお寺では絵馬や置物が売られていたりします。

令和7(2025)年は巳(み)年でした。この年に生まれた人は、自己紹介の際に「私は巳年の生まれです」などと言うことになります。昨今はあまり使われませんが、「あなたの干支は何ですか?」と尋ねれば、その回答から自分よりいくつ上だ、などと推定する方法が小説や日常会話に登場します。

一般に干支といえば「十二支」のことを指すことが多く、これは紀元前の中国に起源を持ち、日付や時刻、方位などの表し方にも用いられます。そして東アジア諸国では「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類の年が順に巡ることになっています。

干支は動物に対応付けられ、その動物にちなんで、毎年様々な商品が企画されるというわけです。12年という周期は「彼とは一回り違う」などという言い方が示すように、世代を意識するものとして広く使われています。

この十二支に加えて「十干(じっかん)」というものがあり、我が国では「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類からなる順番も存在します。

この十干と十二支とを合わせて「干支」というのが正しく、それぞれ12年周期、10年周期で順番にカウントされていきます。つまり正確には2025年の干支は「乙巳(きのとみ)」ということになります。この組み合わせは12と10の最小公倍数、すなわち60年周期で一巡します。満60歳のことを「還暦」と言うのは、そのためです。

 

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