『いつもと違う道を通る』『いつもと違う担当者』『新しいコマーシャル』などといった日常、私であれば気にも留めないようなことが娘の中では大きな不安へと発展していて、それが恐怖心につながっていたようです。そして、恐怖心から逃げることができないと分かると、パニックとなっていました。

私自身も最初のうちは『いつもと違う道が怖い』など、些細なことが不安につながるなんて知らなかったものだから、何が原因でパニックになっているのかさえ分からず困っていました。

その後は、私自身も専門家の知見・意見をもとに娘のことを理解しようと努めましたし、支援してくださる方々が娘を不安から救い出すサポートをしてくれました。娘の成長とともに私も、彼女のことを理解できるようになったと感じています。

また、娘は障害によって体の一部がすごく敏感で、周囲の刺激に弱い子でした。とくに、耳や目からの刺激を人一倍受けていました。突然に鳴る騒音(サイレンやアナウンス、人々の声)や日差しの眩しさが一般的な人たちよりもかなり過敏で、苦しそうでした。また、その苦しさを言葉にして伝えることができない苦しさもあったことでしょう。

そうした生きづらさが、睡眠障害につながってしまっていたようにも思います。