4.英国での思いがけない出会いと新たな人脈

英国でのラグビーについて第3章で触れますが、ラグビーが縁となり、英国で生まれた新たな早稲田人脈について紹介したいと思います。

英国での生活にも慣れてきたころ、早稲田大学ラグビー蹴球部で監督経験もある旧知の益子俊志(ましこ としゆき)氏が遊びに来てくれました。

オックスフォード大学へ留学するにあたり、クルマの世話をしてくれというリクエストもあったので、早速最寄りの日産ディーラへ一緒に出向いて、最適なクルマ探しをしました。その結果、益子氏はNMUK製のブルーバード (T12、Bluebird)の中古車を購入する運びとなりました。

このクルマは、益子氏の良き足となって活躍してくれたとのことです。

早稲田大学ラグビー蹴球部は、創部80周年記念アイルランド・英国遠征を1997年2月25日から3月18日の間実施することとなりました。遠征メンバーは全早大で現役とOBの混成です。主将は当時4年生の現役、中竹竜二氏です。

この遠征試合のうち、アイルランドでの第2戦UCダブリン戦において事故がおきました。試合後半に中竹氏がタックルした相手の膝が顎にあたり、中竹氏は顎の骨を折る重傷を負って退場し、手術を日本で行うために日比野先生と一緒に二人は急遽帰国することとなったのです。

我々は第3戦ケンブリッジ大学戦と第5戦オックスフォード大学戦をそれぞれの大学のグラウンドまで観戦に行きました。

1997年3月8日に行われた全早大対ケンブリッジ大学戦には、ミルトンコートの隣人であり、ケンブリッジ出身のM氏を一緒に連れていき、義父(早稲田大学ラグビー蹴球部OB)、妻、長男とケンブリッジ大学のグラウンドで歓声をあげたものです。試合は46対62で全早大が敗北しました。

その後、3月15日に行われた全早大対オックスフォード大学戦も義父、妻、長男と観戦しました。試合は17対29で全早大が敗北しました。

益子氏と中竹氏は、中竹氏が早稲田大学を卒業して英国留学をすることになり、揃って我が家に遊びに来てくれたことがあります。長男のNorthampton Old Scouts RFCの練習場にも足を運んで練習風景を見て楽しんでくれました。

中竹氏はその後来てくれた際には、広い公園で思い切り走り回った後でハーポール(Harpole)という村でイチゴ狩りをしたことがあります。英国のイチゴは、畑に畝を作って露地栽培をしています。日本のイチゴと比較するべくもなく味はすっぱく、小ぶりな果実をつけるのですが、野性味あふれるイチゴ狩りは楽しいものです。

また、ダイアナ妃亡き後しばらく一般公開を控えていたオルソープ・ホール(Althorp Hall)も公開再開後に中竹氏と一緒に見学に行っています。縁は不思議なものといいますが、10年後に長男が早稲田大学に入学してラグビー蹴球部に入部した時には中竹氏が監督だったという奇遇なめぐりあわせとなったのです。

 

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