【前回記事を読む】憧れの英国暮らしは大変!? 四季はあるものの11月~4月は氷点下の日もあり、最大の問題が…
第1章 英国生活の始まり
3.英国生活の拠点はまさかの“村”
歳時記
秋(9月~11月)
英国滞在1年が過ぎ、娘は9月から公立中学校、キャンピオンスクール(Campion School, Bugbrooke)に入学しました。この学校は1967年に開校し、ミルトンマルソーをはじめとするノーサンプトン市西側地域の12の村や町の小学校から進学する生徒を受け入れています。11歳から15歳までの全校生徒数は約1,120人です。
娘は、夏休み明けから中学校へ通学するにあたりスクールバスで毎朝8時15分に村の集合場所から出発し、夕方4時過ぎに同じバスで帰宅するという生活パターンが始まりました。
新しい中学校で、新しい友人や先生と、よりレベルアップした授業内容に取り組むことに不安もあったでしょうが、さして大きなトラブルもなく自然になじんでいったことから、その適応力の高さに感心しました。
11月に9歳になった長男は、地元のラグビークラブ、ノーサンプトン・オールド・スカウツ(Northampton Old Scouts RFC)に入部し、毎週練習に参加することになりました。家からクルマで15分ほどの場所にある広い芝生エリアに練習場としてラグビー場が2面とクラブハウスを持つチームです。
しっかりユニフォームとマウスピースをつけ、基本動作から徹底的に指導され、試合もこなすようになっていきました。
冬(12月~2月)
12月はクリスマスシーズン最盛期を迎えて、ミルトンコートの各家にもクリスマスツリーが準備され、何かとせわしなくなります。1年の感謝を込めて、郵便配達のおじさんに各家がそれぞれワインやお菓子などを配達に来てくれたついでに渡す伝統があるとのことで、我が家もワインをお渡しして労をねぎらったものです。
1月に娘の11歳誕生日パーティーを我が家で開催しました。娘の同級生が14人ほど集まってくれて、お菓子やケーキを食べながら、ワイワイガヤガヤ大騒ぎでした。なかでも人気だったのは、ひとつは福笑いで、大きな紙で作った目、鼻、口、眉毛を目隠しして顔を作る日本ではおなじみのゲーム。英国には無い遊びとのことで新鮮だったようです。
もう一つはツイスター・ゲーム(Twister Game)で、2人が赤青黄緑の丸マークを書いたシートの上に立ち、審判がルーレットを回して出た結果で「右足・青」、「左手・赤」などとやっているうちにひっくり返ったら負けという体を動かすゲームです。にぎやかに大騒ぎをしてぐちゃぐちゃになりました。