始まりは自転車

37年間の教職を定年退職した私が、再任用で再び教職につき、週3日勤務をしていた頃だった。昔の教職仲間で、同じ音楽科を一緒に担当していた元同僚の岩橋洋子さんから「自転車で八幡の流れ橋付近まで来てみない?」と誘われた。

現役時代に「岩橋さんは、トライアスロンの世界ではかなりの有名人らしい」とか、「日本で上位に入る凄い人だ」と他の同僚から聞いていた。

ただ、その頃の私は“トライアスロンって何?”といった感じで、特別な興味すら持たない、インドアな人間だった。そのため、授業をともにする日々の中で「トライアスロンって、どんなスポーツなの?」と聞くことすらしなかった。

定年退職後、昨今のSNSの発達のおかげで、岩橋さんが大阪の吹田から京都・八幡の流れ橋(上津屋橋)付近まで自転車で毎週走っていると知った。

“大阪の吹田から八幡まで? しかも毎週? 自転車でそんな距離を走れるの?”などと疑問に思いながらも、私はというと「凄いですね。自転車で?」と相槌を打つ程度の関心しかなかった。

 

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