【前回記事を読む】動物病院の医師に「二次病院を受診するつもりなので紹介して下さい」と伝えた。すると担当医は……
悲しみの底で見つけたもの~猫さんが生きた八十九日間の記録
二月二十一日(金)
久しぶりに普通食のカリカリを食べてくれた。このころにはもう療法食にこだわらなくなった。栄養にさえなれば、何でも良いと開き直った。どんなに良い食事も、食べてくれなきゃ意味が無いからだ。この日も受診した。
また、二次病院から連絡が来て、受診日が決まったと教えてもらった。二月二十八日だ。あと数日耐え抜けば、道は開ける。希望が湧いてきた。かかりつけの先生と向こうの先生双方の迅速な対応をありがたく感じた。
この日の摂取カロリーは150キロカロリーで、水分は飲水60ml点滴120mlの合計180ml。体重は4.55kgだった。
二月二十二日(土)
最悪だった。動物病院は休診日だったのだ。前日に知って先生と対策を話し合ったが、
「どうしても水を飲まなければ、他の動物病院で点滴してもらって下さい」と言われ、腹を括った。できるだけ水のお皿を頻回に猫さんの口元へ持って行き、何度も飲水させるようにした。
この日の食事は160キロカロリー、飲水量は70ml程度だった。自発的にカリカリを食べるものの、やはり少ない。飲水も一回に飲む量が少ない。
二月二十三日(日)
日曜日の動物病院は午前診療なので遅れないように行く。朝食のカリカリを久々にまとめ食いしてくれた。ここ10日くらいでは一番の食べっぷり。活動量も昨日よりは良かったのでは? だが、ソファの下に隠れる事が多くなった。体がだるいのかもしれない。
この日の栄養摂取は170キロカロリーで、水分は飲水70mlに点滴120mlの合計190ml。体重は4.52kg。
二月二十四日(月)
この日は祝日で、病院は完全予約日だった。空いていて時間通りに点滴を終わる。朝食のカリカリはあまり食べないが飲水は多かった。三日ぶりに排便があって安心した。猫が三日便秘をすると緊急事態だと本で読んだ事がある。食べる量が少ないからだと思うのだがそれでも焦りはあった。
病院の診療を終えた帰り道の車内で、猫さんがキャリーケースから首を出そうとした。元気になってきたのか? 飲水は昼間良かったが、夜は今一つ。食事量も一日トータルで見ると良くなかった。
この日の栄養は150キロカロリー、水分は飲水120mlの点滴120mlで合計240ml。体重は4.60kg。