6 Dの「挑戦者」資質を見抜く

また、社員のチャレンジ精神の有無を調べる良い方法もある。それは、彼らと密に話してその口グセを見抜くことだ。

社員には「挑戦者(チャレンジャー)」の気質を持って欲しい。

モノゴトを成功させる社員は、常日頃、「自分にやらせてください」、失敗しても「もう一度やらせてください」というポジティブな口グセがある。

反対にモノゴトを失敗に終わらせる社員は、「私にはムリです」「やらなきゃよかった」「きっとまた失敗します」との口グセを多用する。

どちらを選ぶかは一目瞭然だ。

マンガ『スラムダンク』(井上雄彦著、集英社二〇一八年)にも出てくる言葉は、「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」だ。

しかも、「成功」と「失敗」は共通点を持つ。どちらも、挑戦したことによって招かれた結果だからだ。

したがって、「成功」の対義語は「失敗」ではなく、「挑戦しなかったこと」になる。成功者たちは、「失敗」を「行動量の証明」と言ってその行為を賞賛すらしている。

それは、「失敗したことがある」という経験はいつか「大きな財産になる」という可能性を秘めていることを知っているからだ。

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏は、「成功を祝うのもいいですが、もっと大切なのは失敗から学ぶことです」(It’s fine to celebrate success but it is more important to heed the lessons of failure.)と言っている。

バスケット・ボールの神様と称されたマイケル・ジョーダン選手が言った有名な言葉がある。かつてタイヤ・メーカーの会社が、TVコマーシャルで流していた言葉だ。

「人生で九〇〇〇回以上はシュートを外した。それによって、およそ三〇〇試合は負けただろう。二六回は大事なウイニング・ショットを任されたが、それも外した。人生で、何度も何度もミスを繰り返してきた。だから、私は成功した!」

神様の言葉だ。妙に含蓄がある。

次回更新は3月27日(金)、8時の予定です。

 

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