私は一般的な個人投資家は、週足を見て、売買を判断するべきと思います。もちろん、専業投資家の方のように、一日中マーケットを見る時間のある方は、日足をベースにいわゆる数日から数週間単位での売買で利益を上げるスイングトレードも選択肢としてはあると思います。
しかし、この場合、企業のファンダメンタル分析はあまり意味を持たないと思います。むしろ、業界テーマやニュースフローやイベントを注視して、テクニカル分析に割り切って、株価チャートで売買を決定する投資手法を追求していくことになるでしょう。
これまで私が述べてきたファンダメンタルズ分析を重視するロングオンリー投資家と同様のスタンスで、できるだけベストな株価で売買を実行してもらいたいと思います。繰り返しになりますが、私がお勧めしたいのは週足(1週間ごとの値動き)チャート分析です。
これは、どの銘柄を購入するかを検討する段階からパフォーマンスに差がつきますから、できれば候補の銘柄の過去1年の週足チャートを見て、できるだけトレンドがはっきりしている銘柄を選ぶことをお勧めします。
過去1年間基本的に株価が上昇トレンドにある銘柄でも、下落トレンドにある銘柄でもよいと思います。
ただ、買いで入ることを前提とした場合、上昇トレンドの銘柄を選ぶことになるでしょう。トレンドがはっきりしない株価チャート、例えば、大幅な上下変動の後、小幅な値動きに収斂(しゅうれん)されているような株価推移の場合、再び大きな値動きに変わる可能性がありますが、それが上方向なのか、下方向なのか、プロの機関投資家でも読みにくい株価と言えます。
上昇トレンドが一服して、週足が3~4週連続陰線となった後、陽線に転じたような場合、買いチャンスと言えるでしょう。
逆に、上昇トレンドで来ていて、直近2週間連続で陰線に転じた場合は、さらに下落するリスクが高いので、儲かっていれば利益確定のタイミングと言えるでしょう。