駅前の公共駐車場は無料。駅前なのに? 時刻表を見ると、1日に上下14本しか列車が止まらない……。

夕食は事前に調べておいたホテルの近くのお寿司屋へ。先ずメニューを見て純米の道産酒があることを確認し、食べもののメニューを見る。

お寿司屋なのでお造りから始まりお寿司で締めるプランだが、その途中で何を食べるか。迷ったあげく、焼きホッキとシシャモ(焼物)、自家製塩辛、ホヤの酢物を注文することとした。大将からはシシャモは不漁で3匹しか出せないけど、と言われたれが了解した(普段は何匹出しているのですか?と聞きたかったが……)。

1皿1000円なので1匹333円、シシャモ1匹300円か、と思いつつ食べたが、昨日同様、これまた半生っぽくて凄く美味しい。

日頃、シシャモと思って食べている魚は、シシャモではなくカペリン(樺太シシャモ)というものらしい。だから、それと値段を比べてはいけないのだろう。

北海道のシシャモの旬は10月~11月で、まさに今が旬! シシャモのことをアイヌでは「柳の葉から作られた」と言うそうで、漢字でも「柳葉魚」と書くとのこと。

道内の漁獲量は「広尾町」が断トツで、有名な「むかわ町」はその1/10以下しかない。「関アジ、関サバ」(大分市佐賀関)「大間のマグロ」(青森県大間町)、のように、むかわ町の港で揚がったもの以外は「むかわのシシャモ」を名乗れないのだろうか?

調べてみると「むかわ町周辺で獲れたもの」とあるのでやや緩い感じがする。シシャモは、北海道では主に太平洋側で獲れるようなのだが、むかわ町は苫小牧の近くなので、流石に襟裳岬より東側(広尾町や白糠町など)で獲れたものは「むかわのシシャモ」とは名乗れないだろう。

お酒はサッポロ黒生(サッポロビールで良かった……)の後、北海道の酒米「彗星」を100%使用しているという当別町の「北の錦雪梟」の特別純米酒と、帯広畜産大学と連携してつくられている上川大雪酒造の純米酒「十勝」を2杯ずつ頂いた。当別町は石狩地方だし、上川町は旭川の近くなので、両方とも道東の酒とは言い難いが、昨日の本州の酒からは大きく前進。

やっぱり北海道に来たら道産酒を飲まないとね……。自家製塩辛、ホヤの酢物も道産酒に合う……。

お寿司は中トロ、松川カレイ、毛ガニ、数の子、イクラ軍艦、ボタンエビ、ホタテ、ホッキと地のものばかり……。最後にボタンエビの頭が入った味噌汁(エビみその出汁が……)を頂き、本日の1人宴会は終了。ご馳走様……美味しかった……ありがとう……。

 

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