③「できる」を現実へ
独創へのオペレーション――変革は想像力から始まる
①可能性の探索 Search of possibility
▼新分野への好奇心をもつ―「できる」のに知らないだけ
・既存の方法・設定をすべて否定・清算してみよう。
その上で最後に残った自身の主体性・可能性を見出します。
例えば、いつもと違うことを間違ってやってしまったという経験は誰しもあることではないだろうか。しかし、それが意外とよいことだと気が付いたことはないだろうか。ですから正解は分からないのである。一見正しいと思うことでも疑ってみることが必要であるのだ。
・今までの経験・過去を「棚卸し」してみることも有効である。
意外と気が付かなかった、埋もれていたスキルに気が付くことがある。
「想像力は、知識よりもっと大切である」
アルベルト・アインシュタイン
②コアの設定とモデル化 Core and Model
▼自己評価・客観化を行い、独創的コアを明確化する
さまざま試行錯誤して最後に残った「主体性」があるはずである。
最も好きなものかもしれないし、熟練したスキルかもしれない。これなくして自分の人生はないというものかもしれません。つまりコンセプトを固めることである。
▼「モデル化」
軸が固まった後に、それをデザイン化する必要がある。
モデル化に踏み込むことにより、骨格だけでなく肉付けが成される。つまり目標だけでは、やりたいことだけに終わってしまうからだ。長い人生において耐えられるものにするには、いかなるところに特徴を見出すか、独創性を出していくのか。しっかりとデザインすることが肝心となる。
③四次元手法で手法の選択 Fourth dimension
四次元の手法は全部で32ある。当然すべてを行うことは困難である。
目的に対しいかなる手法を用いていくか、有効であるかを検討、選択し、一つずつミクロ的に実行していくことがよい。その時、状況によって選択肢は異なり、そして選ぶ手法は一つではなく複数存在し、且つ複合化されることもあり得る。
4 熊野純彦『西洋哲学史』岩波書店 2006年 128頁
試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。