アナリストは決算発表後に同日に開催される企業説明会に参加します。機関投資家はそのレポートを参考に翌日売買を行います。また、ラージキャップ(時価総額が50億ドルを超える大手公開企業)と言われる企業の多くは、決算発表翌日の午前中にCFO(最高財務責任者)のスモールミーティングをセルサイドアナリスト向けに開催します。

同ミーティング直後に、アナリストはミーティングの「Key takeaways=重要なポイント」と題したショートメモを発行します。

つまり、決算翌日の株価は、前場寄り付き直後と、アナリストのショートメモが発行された後では全く異なる動きになることも珍しくありません。

一見悪い決算と評価された決算数字や決算説明の第一印象も、その後の、CFOとのディスカッションから、第1四半期決算からは好業績が見込めそうだとアナリストたちが判断すれば、後場から株価は強い回復を示すことになります。

こうしたことから、個人投資家の皆様に推奨したいのは、決算翌日の寄り付きでのエントリーは避けたほうがよいということです。

むしろ、短期的な反応が落ち着いた翌日、もしくは翌々日の終値近辺でのエントリーを推奨したいと思います。

さらに、四半期別に言えば、年度決算発表後は1か月先にかけて、アナリストの業績予想や目標株価をアップデートするので、決算発表後1か月間は一定の株価変動要因になるでしょう。

私の経験上、決算発表後のアナリストのアップデートは、決算発表前のいわゆるプレビューレポート(事前分析による見解)に比べると、株価インパクトは小さいので、決算が好決算でしたら、上昇した株価の支援材料程度に考えておけばよいでしょう。

さらに、年度決算以外の3回の四半期決算に関して、それぞれ会社にとっての位置づけやアナリストの作業も異なる傾向があるため、それについても触れておきたいと思います。

次回更新は3月4日(水)、8時の予定です。

 

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