経験の整理
小学校の途中から高校を卒業するまでは、僕は日本の教育を受けました。まだ自分というものが完全に確立される前の、日本にいなかった幼少期と二度の学生時代に経験したことは、毎日ものすごいスピードで無意識に蓄積されていきます。
年齢を重ねていくにつれ最近ようやく言葉で表現できるくらいに、今まで蓄積されたことが整理されてきたように感じます。
知識よりも先に考える暇のない量の経験が降ってきて、そのあとに解説を自分で見つけ出していくということでしょうか。
デジタルに例えると、毎日クラウドに上がっていった膨大な量の写真を見返して、ようやくその瞬間の気持ちがはっきりしてくる、とでも言うのでしょうか。書くことで自分の経験を整理し、それを読んでもらうことで、こういう風に感じている・考えている人間がいるんだなと知ってもらいたい。
それが、この本をまとめた最大の目的です。
現在
この動画出演をきっかけに、フルタイムのパイロットとして働きながら、子育ての合間にX(旧Twitter)を始めました。もともと書くことが好きで始めたものの、140字以内では言いたいことを表現しきれず、より自由に発信できる場を求めてnote(https://note.com/deptofterap)でエッセイを書き始めました。
僕の作品はいったいどれほどの人に届いているのか。本当に興味を持って読んでくれている人はどれくらいいるのか。そんな疑問から、プロの意見を聞くために幻冬舎に相談したところ、ありがたいことに関心を持っていただきました。
現在は、より頻度高く思いや考えを発信できる場として、theLetter(https://terap.theletter.jp)から週に一度ニュースレターを配信しています。読者との直接的なつながりを実感しながら、自分の言葉を届けられることに大きなやりがいを得ています。
しかし定期的な発信だけでは伝えきれないことがあります。より深く自分の考えや経験を掘り下げ、じっくりと読者に届けたいという思いから、この本をまとめることを決めました。
幻冬舎の皆さまが僕の作品に興味を持ち、こうして書籍として世に出す機会をいただけたことに、心から感謝しています。読者の皆さんにも、僕の言葉が届くことを願っています。
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