【前回の記事を読む】寝落ち・翌朝の疲労感・散らかった部屋からの卒業! 負のスパイラルを断ち切る“4S”習慣
序章 「片づけ」と「整理整頓」は違う?
散らかっていることで大切な時間を無駄にしている
例えば、誰かと何かを始めようかどうか迷ったとき、もし少しでも違和感を感じたのであれば、それは自分が進むべきではないのかもしれないと一旦冷静になって考え、それ以上進まず迂回することもできるようになるでしょう。それができたら時間泥棒によるムダな時間自体をなくすことができ、ムダに悩むこともなくなります。
自分基準を持つということは自分自身の取り扱い説明書でもあり、正しい道へ進むための羅針盤になるでしょう。
そしていつでも部屋にも思考にも行動にもメンタルにもコンディションを整えるための4Sを行うことで、部屋はいつも快適で心も身体も整える空間へと変わり、大げさかもしれませんが自分と一体化する空間へと変わります。
ここで、自分基準を知る第一歩として大事な空間の4Sのゴールについて紹介いたします。
1.整理=必要以上にモノ・コトを持たないこと。
2.整頓=使いたいモノや情報がいつでも使える状態であること。
3.清掃=汚れを除去しピカピカに磨くこと。
4.習慣=3Sをキープする習慣を持つこと。
では、具体的な方法に入る前に少しだけこれまでの私についてお話しさせてください。
第1章 片づけられない生活からの脱却!
今からちょうど16年前
第三子である長女を出産したある日のこと、授乳中に何気に見たTV番組で、赤字だった企業を黒字化にした取り組みについて紹介していました。
その取り組みとは、整理(SEIRI)・整頓(SEITON)・清掃(SEISOU)の3S(サンエス)で、不要なモノを徹底的に捨て、業務に直結したモノだけを残したあと、それらを使いやすいように適材適所に配置して、モノや空間をピカピカに磨き上げることでした。結果そうすることでムダがなくなって生産性が上がり、利益率も上がったというのです。
「3S」と呼ばれる理由は、整理・整頓・清掃(SEIRI・SEITON・SEISOU)をローマ字にすると頭文字のSが3つあるからです。主に製造業などではさらに清潔(SEIKETSU)・躾(SHITSUKE)の2Sが足され5Sとなり、実践されています。
世界的に有名な日本の自動車メーカーも5Sに積極的に取り組んでおり、今では製造業以外でも多様な業種、業界のカイゼン活動の一環として行われています。