いつか終わりのベルが鳴るとしても

終演後のロビーにて

ああ面白かった

ああ良いものを観た

そんな高揚と満足感を得る

それと同時に

楽しさが一旦終わってしまったという

寂しさがすっと寄り添う

心静かに考えてみよう

永遠に続くものなんてない

そんなの送り手だって疲れてしまう

ほどよい密度でほどよい時間

一緒に遊んでもらうくらいが

ちょうどいいのだ

いつか永遠の別れが訪れても

心の中で

あの世界は息づいているし

あの音は鳴っているから