一人目の襲撃者はトラックの運転席に入り込み、運転手を即座に電撃スタンガンで無力化した。同時に、助手席の自衛隊員が拳銃を抜こうとするが、襲撃者はドアを強引に開け、短時間で彼をもスタンガンで制圧し拘束する。
後方の護衛車両に乗っていた自衛隊員たちは、すぐに状況を察知した。煙幕の中で視界が遮られる中でも、特殊ゴーグルを装着し、トラックに接近する襲撃者を狙って射撃を開始する。
「応戦中! 敵は5名以上、装備は重い!」一人の隊員が遮断された無線を叩きながら叫ぶ。
だが、襲撃者たちは先回りして、遮蔽物として設置していた防弾シールドを活用しながら、手榴弾に似た装置を投げ込む。それは閃光手榴弾だった。強烈な光と音がトンネル内に轟き、護衛隊員たちの動きを一時的に止めた。
「前方クリア! 作業を急げ!」カイザーの指示が無線で飛ぶ。
荷台チームがコンテナの固定を解除し終えると、後部から小型の特殊車両が現れた。この車両は、積み込み用の油圧クレーンを備えたもので、素早くコンテナをトラックから持ち上げることが可能だった。
その間も、別の襲撃者たちはドローンを操作していた。小型ドローンはトンネルの出口付近を飛び回り、護衛隊員たちの注意を引きつける。ドローンから発せられる強烈なLED光が視界を奪い、さらに煙幕の中で自衛隊の射撃精度を鈍らせた。
トラックの荷台では、他の襲撃者たちが専用の油圧カッターを使用して、ミサイルコンテナを固定している金属製クランプを外し始めた。工具が金属を切る甲高い音が、トンネル内に響き渡る。
「後部コンテナを確保しろ!」襲撃者のリーダーが無線で指示を飛ばす。その声が響く中、トラックの荷台に乗り込んだ数名が、専用の工具でコンテナの固定具を解除し始めた。工具が金属に触れる音が、トンネル内に冷たく響く。
一方で、自衛隊員も必死に応戦していた。「敵の車両を確認!」煙の切れ間から、一人の自衛隊員が特殊車両に取り付けられたコンテナを視認する。彼は射撃態勢を取るが、襲撃者の一人が即座に反応し、手元のマシンガンで彼の武器を無力化する。