「僕が講演ねぇ~。聞く人が怖がるんじゃないか、大丈夫かなぁ」

「まずは、来月初めは本社の幹部に、翌日からほぼ毎日、講演会が入っています。来月末は大阪支社、午後はお取引会社様幹部、二十社の講演会です」

「待って、泊りか?」

「そうなります」

「遅くても帰れないかな?」

「多分、無理です」

「僕、香子が居ないと眠れないんだよ」

「副社長、子供ですか」

「大きな問題だなぁ。う~ん、どうしよう」

「一日ぐらい、頑張ってください」

「いい方法が無いか、考えてみる」

「考えるんですか? 不思議です。仕事に完璧な副社長が……」

「夫婦って、そんなもんなんだよ」

「君も、僕の担当看護師の安藤さんとうまく付きっているか?」

高木、真っ赤になっている。珍しい。

「な、な、何を言うんですか!」

焦っている。

「分かっているよ。君が安藤さんに惚れているのは。ウシシシシ」

「副社長、いじめですか」

まだ、真っ赤。

「結婚は良いよ。素晴らしいパートナーが居るだけで」

「副社長を見ていたら、凄く思います。僕も……結婚を考えようかなと」

頭をかきかき、照れ臭そうだ。

 

「バツ恋ときめき総集編ピックアップ」の次回更新は1月3日(土)、19時の予定です。

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「会いたかった!愛しているよ」——出張先にサプライズで来てくれた妻。僕は嬉しくて抱きしめて、キスをして…

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42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート!

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