それは、材料をフィルムなどに塗布・印刷して作ることができる上、レアメタルを使用しないので、主原料は日本に豊富にあるヨウ素(日本の生産量が世界第2位)で生産できる。

第二に、太陽光発電は、24時間稼働しないので限定的だ。

しかし、太陽光の熱をレンズや反射鏡などの集光ミラーで集め、蒸気タービンを回転させることで電気を発電する太陽光熱発電6システムがある。

日本では不向きとされている一方、中東やアフリカ、豪州のような砂漠地帯では、太陽光が豊富で未利用の土地が多いので、メガソーラー(1,000kW以上の大規模太陽光発電所)の設置が比較的容易で低コストである。太陽熱発電も十分可能だ。


1 この数値が大きいほど、設備的にもコスト的にも効率よく電気を作っていると言える。
年間総発電量(kWh)÷[設備容量(W)×365日×24時間]×100の計算式から求める。
設備利用率/太陽光・蓄電池なんでも相談窓口(taiyo-info.com)

2 千葉大学倉阪研究室とNPO法人環境エネルギー政策研究所の共同研究
「2023年度版報告書」ダウンロード版p4-5を引用
「永続地帯2023年度版報告書」の公表(プレスリリース)|ISEP環境エネルギー政策研究所

3 2021年2月19日開催の「自然共生型の太陽光発電のデザイン―スイスと南ドイツの事例から」の講演資料から。
北スイス在住の環境ジャーナリスト・滝川薫さんのZoom講演会で、著者が企画した。

4 ソーラーシェアリングは、CHO技術研究所代表の長島彬さんが開発・特許出願したシステムで(その後特許公開)、日本発祥の技術。
和製英語で、英語ではAgrivoltaicsと言われ、24年6月に米国デンバー市で第5 回世界大会が行われる(30ヶ国、500人参加)など世界的に広がっている(同世界大会の報告会による)。

5 国内初、営農型ペロブスカイト太陽電池の共同実証実験開始
https://x.gd/NJ46I「ペロブスカイト太陽電池に高まる期待」に詳しい。
REI_PerovskitePV_202409.pdf(renewable-ei.org)

6 太陽熱発電は、太陽の光が持っている太陽エネルギーによって生じる熱を、レンズや反射鏡などの集光ミラーで集め、蒸気タービンを回転させることで電気を発電するシステム。
よって、24時間発電できるが、砂漠のような直射日光の強い土地が必要となるため、太陽熱発電は日本に不向きとされている。
以上は電力の効率化をはかる「太陽熱発電の仕組み」とメリット・デメリット(solar-lab.jp)を参照

菊地隆、堀田善治著『太陽熱エネルギー革命』(日本経済新聞出版、2011.3.8)には「究極のクリーンエネルギー“太陽熱”が人類文明を救う」に詳しい。

 

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