例えば。

★スーパーの買い物で、100円、いや、1円落としただけでも、一日中ナーバスになってしまう人。

★安物買いの銭失い(特売、バーゲン好き)をやめられない人。

★福引程度の当たりはずれでも、それに対する感情の落差が異様に激しい人。

★ゲームなどで、一旦負け始めると、それを取り返そうとしてさらにドツボにハマる人。

★新しい電化製品を、トリセツも見ずに使用して壊す、せっかちな人。

★普段の生活で、貯金がなかなかたまらない人(貯金していない人は、もう論外)。

これらの「症状」は、悲しいことに、普段、自覚がないんですね。だから、自分がどういう「人種」なのか、ということにも無頓着。この「人種」に、年齢、性別、職種などは関係ありません。

まあ、ここは日本。

この日本に生まれた時点で、実は、FXに不向きな「人種」と思われる人が大半です(それはどういう意味か、ということは、後ほどまた述べてみます)。

ただ、日本人という“人種”ではない「人種」。

思えば、FXを始めたばかりの頃。自分自身が、どんなにお金に執着しているのかという、凄まじいまでの「人種」性をおぼろげながら感じたことを今も記憶しています。今は、それを否が応でも認めざるを得ません。

そんな「人種」が、たまたまFXというものの存在を知ったとたん、一も二もなく飛びついてしまう。そして一抹の夢を見て、その後、地獄を見る。ワタクシもその一人でした。