昨年ゴールデンウィークは少々張り切りすぎて、連日で一日に三人も受け付けて、毎日五~六時間も面談していた時期もあり、さすがに疲れが溜まってしまったので、自分の時間もバランスよく大事にするようにと、以来基本的には一日一人に絞るように運営してきている。
だが、一月以降は申し込みラッシュのため、おおむね三月から五月くらいにかけては、週末は朝晩一人ずつ受け付けるように回していっている。
学生との面談当日、Zoomのリンクにアクセスすると、「はじめまして!」という、リアルの世界では会ったことのない学生との面談が始まる。まずは冒頭、学生の緊張をほぐすために他愛もない世間話や冗談を交えながら数分間会話することを心がけている。
学生の緊張がほぐれ、自然な笑顔が確認できたら開始するのだが、開始にあたって私が学生に聞くことがいくつかある。
①在籍している学部・学科でどんな勉強をしているのか。②働きたい会社、あるいは業界は定まっているか、おぼろげながらでも何となくイメージはあるか。③私に申し込んでくれた一番の目的は何か、迷いや悩み事は何かである。
この瞬間に私は就職活動においての、その学生の全体像を掴む。そして、自分の中で目標を立てる。「あなたの迷いや悩みを必ず解決できるように話をしていきたい」と。
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