エッセイ ビジネス 自伝的エッセイ ハリウッド 特殊造形 2025.12.12 幼い頃はホラー映画が苦手だった私が18歳で英語もできないまま渡米し“闇の怪物”を形にする職人になった ハリウッド・サバイバル 【第1回】 吉沢 コーダイ 夢はただ追うだけじゃない、切り拓いて掴むもの この記事の連載一覧 英語もろくに話せなかった若者が単身アメリカへ。空想を“形”に変える特殊造形で、世界の映画界を牽引するスターや名監督たちと志を重ねながら、作品に命を吹き込んできた、日本人アーティストのリアル・ハリウッド・ストーリー。 ※本記事は、吉沢コーダイ氏の書籍『ハリウッド・サバイバル』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 口絵写真4 映画『インシディアス 序章』(2016年)ウィーズィー・デーモン粘土彫刻(提供:Fractured FX) 口絵写真9 『スイート・トゥース シーズン2』(2023年)ワニ少年ピーター粘土彫刻 左から粘土彫刻家ブライアン・ウェイド、粘土彫刻家トッド・レックス、筆者(提供:Fractured FX) 口絵写真14 映画『スタートレック・イントゥ・ダークネス』(2013年) グラシア・エイリアン粘土彫刻(提供:AFX Studio)
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【新連載】 武 きき 42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート! 杉山香子(こうこ)、四十二歳。あてもなく、見知らぬ町を歩いている。「はぁ~、歩き疲れちゃった。足が痛いなぁ~」素敵なカフェを見つけて入って休む事にした。歩いている人は、年配の女性が多い。静かな住宅地だ。「う~ん。ホットティーが美味しい」私は、自分の生きたい道を進む為にこの町へ来た。でもどうしていいか分からないので、あてもなく歩き回り、とりあえずカフェで休んでいる。靴擦れが痛い。今更、両親に心配を…
小説 『僕が奪ったきみの時間は』 【第2回】 小西 一誠 派手で無神経な彼女に「もう業界決めてるの?」と聞くと「銀行がいいかな」思わずむせそうになった 【前回の記事を読む】「よかったら一緒に行かない?」——明るい茶髪にぱっちりとした目の彼女。馴れ馴れしく距離が近いため苦手だったのだが…その週の金曜日、前園さんと待ち合わせをした僕は、就活セミナーが開かれる教室に足を運んだ。結構な学生が参加するようで、すぐに教室は人で埋まった。この大学には就職活動支援課という部署があるらしい。まったく知らなかったが、そこの職員が登壇し、簡単な挨拶をした後、セミナー…