そうならないよう、いつも安定して部屋も心も整え軽くなるためには、単に片づけや掃除ではなく、徹底的に部屋も仕事も経済も行動も思考も人間関係も整理・整頓・清掃をして、3Sされた状態をキープする、そして習慣が加わり4Sまでできるようになって初めて最適な状態でいられる自分になれるのだと。

徹底的に4Sまでできるようになることで、「モノ」も「タスク」も「悩むこと」も減ります。減るだけでなく、やるべきことを最後までちゃんと終わらせ、気持ち良く次へと進むことができるようになります。そして何をするにも準備が早くなり、思考もスッキリしていることで判断力、決断力が身に付き、何事に対してもスタートが早くなります。

そればかりではありません。時間が増えるのです。

時間は誰にも一日24時間と、同じ条件で供給されます。もちろんその時間が増えるわけではありません。自由に使える時間が増えるのです。

過去の私は毎日忙しい時間を送っていました。その私に今こうして執筆をする時間ができ、やりたいことリスト(バケットリスト)を作り、やりたかったことにどんどんトライしています。そして自分の気持ちに耳を傾け、素直に誠実に生きることができているのは、「そうなりたい」と思う本気度が高く、アップダウンがありながらもあきらめずに目標に向かい続けたからだということに尽きます。

「ローマは一日にして成らず」です。

私の人生ロードを右に進むのか? 左に進むのか? それとも真っすぐ進むのか? 

その道を選ぶ基準や判断力、決断力を身に付けられたのも、モノやコトや思考と向き合い取捨選択を繰り返し行ってきたからだと強く思います。

もちろん選択したことが全て結果的に正しいことでない場合もあります。

ですが、たとえ選んだことの結果が期待と違ったとしても、自分の選択に責任を持ち、思考を切り替えることができるようになったことも一つ一つの経験を通して身に付けた技です。

「整理」を行う課程で自分自身を深く知ることができます。

どんなモノが好きなのか? 何を大切にしたいと思っているのか? 何に対して違和感を感じているのか? 何をしているときに幸せと感じるのか? 

どんなことで行き詰まっているのか? 何に対してイラっとするのか? どんなことを大事にしたいと思っているのか? 自分の人生にとって必要なカテゴリーは何なのか? 

整理するために一つ一つ自分自身に問いかけ、答えを言語化していくのです。

言語化することで必ず「自分基準」ができてきます。そして自分基準を知ることで、取捨選択がしやすくなります。

 

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