「軽く、お昼を食べよう」
パスタ屋さんへ。
「映画でも見ようか」
「ホテルで、ビデオでも見ましょう」
「美樹、足元が、スースーして、落ち着かないんだろう。アハハハハ」
バレている。四時頃ホテルに着いた。
「疲れた~。たくさん歩いたね」
「僕、とても楽しかった。美樹といると疲れないし楽しいんだ」
「あら、嬉しいわ」
急いで買い物した荷物を開けて下着を探していたら、涼真君がテレビを見ながら、
「どうせ、すぐ脱ぐから着なくてもいいんじゃないかい?」とニヤニヤ笑っている。
私は自分でも顔が赤くなっているのが分かる。
「いや~ね~。何言っているの!まだ、四時よ」
急いで、シャワーに入って、着替えた。さっき買ったブラウスは素敵。
「着替えたの?」
「ええ、スッキリ。ねぇ、見てさっき買って貰ったブラウス素敵でしょう」
ブラウスには興味が無い。
「さぁ、それでは僕の胸を触ろうかな~。買ったブラジャー見せて」と。
今、着たばかりのブラウスを脱がし始めている。
「やっぱり、綺麗だ。似合っているなぁ」
「何しているのよ。ビデオ見ようよ」と立った。
若いって体力が違う。私は疲れて横になりたいが襲われそうだからベッドへは行かない。ビデオを見ながら二人でウトウト。気持ちがいい。
次回更新は12月26日(金)、22時の予定です。
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