お母さんが大笑いしている。
四日後に退院。香ちゃんのお母様と交代で、一ヵ月はお世話する事になった。火曜日、木曜日、土曜日だ。楽しみだ。その日は丈哉さんも来て、お夕飯も済ませて、九時頃帰る予定。
土曜日は両親も来て、ジョーを奪い合い。幸也さん、香ちゃんは寝ている。
早いなぁ~、ジョーも、五か月になる。よく笑うし、ジョー君は丈哉さんが大好きだ。丈哉さんがあやすと泣き止む。
不思議だ。帰る時、大泣きする。丈哉さんも離れがたいようだ。平日は泣き止まないと言っては、電話で声を聞かせている。土曜日が待ち遠しいようだ。幸せ。
会社の机にも、私とジョーの写真を飾っている。携帯の待ち受けも、ジョーの笑っている写真だ。秘書の高木さんが、驚いているようだ。
ジョー君、離乳食が始まり、また、楽しみが増えた。私が抱っこをすると、上着から手を入れてくる。おっぱいを触るとおねむだ。愛おしい。
土曜日、幸也さん達、お昼寝中。ジョー君、丈哉さんがあやすが、泣き止まない。
「香子~」とSOS。おねむできっと、私を探している。
「ジョー君、おねむだね。いらっしゃい」と抱っこした。直ぐ、おっぱいを探している。小さいお手々が襟からおっぱいを触っている。
「ジョー、僕のだけど、君は特別に許す。触って良し!」
「何ですか、それ。ウフフフフ」
丈哉さん、ブラウスのボタンを外して、おっぱいを見たいって言って、ジョー君がちぃっさなお手々で乳首を触っている。可愛い。
「意地悪してみよう」と自分の小指を捕まえさせている。