[増えていく推しと推し活仲間達]
最初の推しグループを応援していくうちに、多くのファンの方々と知り合いになっていきました。考え方や応援の仕方が似ていると、自然に仲良くなっていくものです。
私はあまり人見知りをしないので、どのイベント会場に行っても誰彼となく話をするようになっていきました。そのおしゃべりの中で、他のアイドルの話なども教えてもらいました。
ファンの中には一つのグループだけを応援する人もいれば、複数のグループを応援する人もいます。私はそんなに器用なタイプではないので、Bubbly Boysだけを応援していました。
ところが、友達の影響でこのグループ以外にも気になるグループが出てきました。これには自分でも驚きでした。
Bubbly Boysしか興味がなかったはずなのに、あまりにも友達が他のグループを推してくるので、ちょっと見てみようかと思ったのです。
2つのグループを比較してみると、あとから知ったPathのイベントのほうがおもしろいと思うようになりました。Bubbly Boysの推し達は優等生のイメージです。
イベントでのトークも脱線することなく淡々と進んでいきます。ところがPathのイベントは大笑いするくらい楽しい企画やトークが満載で、イベント後も充実した疲れが残っていました。
でも、誰か一人を推すというところまではいきませんでした。
Bubbly Boysを7年ほど熱心に応援したのですが、グループとしての魅力はあとから知ったPathの勝ちでした。
少しためらいや後ろめたさがありましたが、徐々にPathを見に行く機会が増えていったのです。
イベントに行っても最初はミニライブを見るだけにしていましたが、友達に誘われてサイン会やツーショット撮影会に参加するようになりました。
そのときのメンバーの対応がとても積極的で、リラックスしてファンと話をしたい、楽しくツーショットを撮ろうという姿勢が見えて嬉しくなったことを覚えています。
このPathのあるメンバーの歌声と笑顔が魅力的で、今も熱心に応援しております。
その後は、その時々で来日するアイドルグループを見に行ったりして、応援したいアイドルが増えていきました。その中でも私の中でMilky Wayという印象に残っているグループがあります。
メンバーがみんな若くていつも一生懸命で、練習も大好きそうな感じでした。たまたま私の地元でライブがあったので、娘と行ってみると、席が前だったわけでもファンサービスをもらったわけでもないのに、パフォーマンスの良さにハマってしまいました。
「メンバーがキラキラしていて純粋にライブが楽しかったね」と娘と話しながら帰途に就きました。
この来日後にMilky Wayがちょうど韓国で新曲を出すことになりました。新曲を出す、カムバックするのかと思うと、韓国でのサイン会に行ってみたいという気持ちが少しずつ強くなりました。
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