70歳まで厚生年金に加入して働くメリット

❶将来受け取る年金が増える長生きに備えるための保険です

❷年金保険料は所得控除の対象で所得税・住民税が安くなる

❸加入期間中に障害を負った場合、障害厚生年金を受け取れる

❹亡くなった時に遺族に支給される遺族厚生年金が増える

1番目には、厚生年金に加入して働くことで、将来受け取る年金を増やすことができます。厚生年金保険料は労使折半で支払い、亡くなるまで必ず受け取れる権利がある終身年金ですから、長生きに備える保険と考えられます。

2番目には、支払った厚生年金保険料は、社会保険料控除の対象となります。

所得控除の対象となっていますので、課税される所得が計算上減りますので、所得税・住民税が安くなります。

将来の受取年金を増やすことのできる保険料を納めながら、税金を減らすことができるということです。3番目には、厚生年金への加入期間中に障害を負った場合には、障害厚生年金注が支給されるという点です。

4番目には、ご本人が亡くなったときに遺族が受け取ることのできる遺族厚生年金が増えます。

厚生年金の被保険者、または被保険者であった方が、亡くなったときに、その方によって生計を維持されていた遺族が受ける年金です。残された遺族の生活を保障するための年金を、増やすことができます。

定年後も厚生年金に加入して、働くことのメリットを理解することは、将来のゆとりある生活に必要なことではないでしょうか。