【前回の記事を読む】「今度こそ自分の好きなことをして生きたい」42歳で離婚した彼女は、仕事も住まいも変えて心機一転。そこで運命の出会いが…
第一章 辛い結婚生活
「何かあるかな? 乾麺があるな。ざるそばでも作るかな」
「ご主人様、お昼はざるそばでいいですか」
「夕飯からでいいよ」
「私も食べたいので、作っていいですか?」
「そうか。いいよ」
「ありがとうございます。ネギ、ワサビ、少し、胡麻油を入れると美味いんだな~」
「ご主人様。出来ました。どうぞ」
食卓に準備した。私は台所で食べた。美味しかった。ご主人様はお口にあったかな。
十五分後、見たら全部食べている。
嬉しい。サッと片付けてお風呂の準備をした。つい鼻歌がでる。タオル、下着の場所の確認。
お夕飯は何にしようかな。冷蔵庫にある物で考えた。冷蔵庫の中、意外と食材が入っている。腕がなる、なる!
大根と鶏の煮つけ、ニラの卵とじ味噌汁、ほうれん草の胡麻和え、鮭のムニエル、よし! 良いぞう。準備が終わって、洗濯物取入れ。
二時間程時間があり、ご主人様に、近くの商店街の場所を教えてもらい下見に行く事にした。
お肉屋さん、鮮魚店、スーパーマーケット意外と近い。早速、明日の朝ご飯にパンの材料とベーコン、三種のチーズを買った。家に帰ったらご主人様の好きなものや嫌いなものを聞いて買い物はどう精算するか決めていこう。
朝は洋食、和食の確認。何かメニューを考えるだけでワクワクする。早く帰ろう。