ともすれば悪く扱われるプライドという言葉。私にとってプライドという言葉は、とてもいい言葉だと思っています。言い方を変えれば、私はプライドを高く持ちたいと思っています。なぜかという前に、まずは私が思っているプライドの話をしなくてはいけませんね。

さて、似た言葉に『自信』という言葉もあります。これが出てくると分かりやすいかもしれません。

プライドという言葉に深くダイブしてみましょう。

ネガティブな印象の正体は!?

自信とプライド。似ているようで違う言葉ですね。私は、どちらも必要だと思っています。

しかし、これを明確に切り分けることができる人は少ないのではないかと思います。自信を持っているからプライドがある、ともいえそうです。

言葉には定義があって、そういった意味では明確に分けることができるはずですが、まず、私たちの一般的な感覚として考えてみると、やはりきっちり線を引くのは難しい。悩んでしまって堂々巡りしそうです。

要するに、自分の大切なプライドというものをちゃんと言語化できている人が少ないからではないかと思います。

一方で、意外と当たり前すぎるのかもしれませんね。

『自信』とは、自尊心と自負なのだろうと独断と偏見で思っています。自分が得意なものがあれば、それを揺るぎないものにするための努力をする、そして、自分が人に、迷いなく伝えることができる。これは内容だけではなくて、態度も含めてです。

見ていれば安心感もあります。そして、それを自負している、「私は、◯◯の専門家です」と言えるような状態でしょうか。それが『自信』と思っています。

プライドが『高い』、というとネガティブな印象があるのは、この自信とプライドがごちゃ混ぜになっているからではないか、と思っています。