絵本・漫画 絵本 ドラゴン 2020.09.06 でも、ベルはふりむきません 青いドラゴンになった女の子 【第3回】 雪の結晶の亀 メイユイはおしゃまな女の子。ときどきふしぎな夢をみる。 大きな青いドラゴンがメイユイの5才のおたんじょうびに言いました。 「おまえを私のすみかにしよう」――。 メイユイのみる夢を描いた絵本を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[「バツ恋」人気御礼!武きき作品ピックアップ]』 【第25回】 武 さき,武 きき 「会いたかった、やり直したい」ホテルのロビーで夫と抱き合う女性は元カノだった。密着する女性の体越しに、夫と目が合い… 【前回記事を読む】「触らないで下さい!自分でやります」…僕がこぼしたから、と体に手を伸ばしてきた男。後日、弁償したいと訪ねてきて…三か月後、TI会当日、近藤さんのホテルで二時待ち合わせ。時間通り四組会員集合。「今日の会の予定はブティックで奥様達は好きな物を好きなだけお買い物をしてください。その間、男子会します。女子会が始まったら、男性陣は妻の下着コーナーへ。これから、その日は妻の為にお金を使いま…
小説 『猫の十字架』 【第4回】 なかはら 真斗 「本島で野たれ死んだ方がいい」本島から隔離された島。本島で生きられない流れ者たちの終着点。それでも彼女は―― 【前回の記事を読む】「似たようなことやってんだろ。開き直るな。何だ、その格好は」――少女が制服を脱げなかった理由とは「幾らになった?」頬の氷が解け始める頃、厨房を覗いて言った。煙が消えた店内は、以前より煮詰めた飴色にくすんでいる。「四百くらいだな」彼は傷だらけのシンクを磨きながら、足元に忍ばせた金庫を眇(すが)めた。「四百か……あと五十万。そうしたらここを出る。ねえ、ちゃんと守ってよ。何を言われ…